2011-08-31

こうめ堂さん

素材にこだわった美味しいシフォンケーキといえば、こうめ堂さん。
その美味しさに、イベントでは売り切れ御免の人気です。

そのこうめ堂さんと、ご近所の1day shopの出店で、6月にご一緒したのが初対面でした。
安心して素直な自分でいられる、そんな素敵なお人柄です。

スリランカの事を、地道に(地味に・・・?)している私を、
細やかに応援して下さっています。

今日は、スリランカから帰国して初めてお会いしました。
新作のバスケットや生地をお見せしたり。
いろいろなアイデアをもらって、家族といるような楽しい時間でした。

シフォンケーキの出店の時に、お菓子をいれる
「布のBOXがあれば、持ち運びも楽だし、かわいいね。」
ということで、注文して下さいました。




こんなふうに、4角を(指でつまんでいるところを)リボン結んで固定すると
BOX型になります。

こうめ堂さんの出店の時に、STORYや写真をつけて宣伝し、スリランカのお母さん達への
仕事へとつなげていけたらいいね!という申し出には、
お気持ちが嬉しくて、涙でそうでした。

ほかにも、思ってもいなかったアイデアも聞けて、
ヒラメキにワクワクしながら、すごーく勇気づけられました。

気持ちのやさしいこうめ堂さんです。


その優しさ、ケーキを食べたら分かりますよ♪
大切な人に、プレゼントしたくなるケーキです。

こうめ堂さんのHPです。
出店情報などがわかります。
コチラからぜひ!


2011-08-30

初の受注!!

スリランカから戻って毎日のように考える事。。
お母さんたち、首を長ーくして、注文を待っているだろうなと・・。

商品のサンプルを作り、販路の開拓をしなければいけません。
商品の企画も大事ですが、
できれば、受注発注というスタイルが有り難いです。

オーダーで作るということに、対応できるように。
そんなことを考えながら毎日を過ごしています。
息子も夏休みが終わり、また忙しい毎日が始まりそうです。

今日は我が家で打ち合わせがありました。
スリランカのお母さんたちへの初の発注となる注文をいただいたからです。
結婚式の引き出物に紅茶とセットで、テーブルマットとコースター、120セット。
紅茶との組み合わせ。こんな引き出物なんて素敵ですね。

スリランカから届いた100Mの生地を参考に、
3種類のデザインを選びました。
サイズが決定したら、スリランカのティラカさんへ発注します。
悩んでいるところに、おめでたいスタートがきれて、とても幸せです。


エプロン3種とバッグの企画もでました。
まずは篠原さんが、サンプルを製作してくれます。
いつも本当にありがとうございます。

篠原さんはいつも生後5カ月の福ちゃんと一緒に我が家に来てくれます。
途中、オムツを換えに2度も自宅と我が家を往復しましたが、
なんせ3軒隣りという、パジャマでも来れる距離ですから(来た事ないですが)
毎度ながらほんとにありがたいのです。

そういえば、私が仕事を辞めて、スリランカに集中してからも5カ月。
福ちゃんと同い年です。
まだまだ、オムツですね。
自分を育てることと、プロジェクトが育つ事は、同じ事なんですね。


2011-08-29

9月11日 五六市

五六市、スリランカに滞在中に、申し込みしました。
いつも、申込そびれてしまうので・・・。

月末になってやっと来月の出店ができるのかがわかるので、
抽選が通った通知が届くと、とても嬉しい気分になります。

まだまだ、暑い9月とは思いますが、
五六市でしかお会いできないお客様もおられるし、
また、嬉しい出会いがあることを願っています。

場所は、坂口医院の駐車場です。
広いスペースに、たくさんの出店者さんが集まる、いい場所です。
どうぞ、なるべく涼しい時間を選んで、お越し下さい。

商品をお買い上げくださった方に、無農薬の水出しアイスティー、1杯100円を
無料でサービスいたします♪

お知らせ

このブログのタイトルが、変わってしまった事に
お気付きの方もおられると思います。

もともと、このブログはKei&Mothersという名前で活動する
私達家族の、活動日誌として書いています。

このたび、
母体であるKei&MothersのHPをリニューアルすることにしました。
現在は工事中で、ページが表示されません。
その期間は、直接このブログにジャンプするようになっております。

Kei&Mothersで検索してくださった方がわかりやすいように、
このブログのタイトルそのものを「Kei&Mothers」にしています。。
「With Srilanka」はサブタイトルとしました。

リニューアルするHP、ちょっと時間がかかるかもしれませんが、
どうぞ、楽しみに待っていてい下さい!
完成したら、ブログにてお知らせいたします!

2011-08-28

9月4日 マームベランダ

9月20日付にて、
内容を訂正しております。
          ↓

   (正)マームベランダ 毎月第一土曜日

出店のお知らせです。

8月はスリランカ出張でお休みしたマームベランダでの出店
9月から再開いたします。

次の出店を楽しみに待っていて下さるお客様もおられるとのこと、
本当にありがたいばかりです。
お客様がわかりやすいように、
今後は、毎月第1日曜日をマームベランダでの出店日にします。

  9月4日(日)
10月2日(日)
11月6日(日)
12月4日(日)

今年いっぱいは、このような予定で出店したいと思います。

9月4日は、定番の食材やセサミオイルなどに加えて、
スリランカでできあがったばかりの、オリジナルバスケットや
手織りコットンのかわいい雑貨もたくさん入荷しております♪

まだ暑いので、店内の片隅をお借りして
店開きの予定です。
この度、撮影したスリランカの写真もお見せしたり、
スリランカのよもやま話、聞いていただきたいなと楽しみです。

では、9月4日、おいしいパンがてんこ盛りのマームベランダ
お待ちしております!



2011-08-26

列車の旅

スリランカの列車の旅は楽しいものです。
開けっ放しの窓の向こうに
人々の暮らしが流れて行きます。

美しい景色を見ながら、すがすがしい風を感じます。、
列車に乗り合わせたおばあちゃんや、学生や、
子どもたちと交わす会話も、またいいものです。



街を抜け、森を抜け、川を渡り、山を登り、ガタゴト大きな音を鳴らして
今日もまた、列車は人々を乗せて走っています。


私が乗ったのは、指定席です。
みんなちゃんと座っています。


こんな美少女さんに、こんな笑顔で見つめられると、
それだけで、今日はいいことあったなーって、思えます。


子どもたち、窓から顔を出すのが好きなんです。


ドアもあけっぱなしだし。
外を覗きたくなるんですよね、大人も子どもも。


景色の美しさを楽しむなら、
ぎゅうぎゅう詰めのバスで行くより、
列車を選んで下さいね。



あっという間に2時間半。
キャンディ駅に着きました。

あの美少女さんも、握手して笑顔で去って行きました。
キャンディの大学生だったようです。

2011-08-25

商品紹介 【バスケット4種】

スリランカで製作してもらった
オリジナルインナー付のバスケット4種。
プロジェクト初の商品の仕上がりです。



【ピクニックバスケット全2色】



【オーバルバスケット全2色】



【ラウンドバスケット全5色】



【カトラリーバスケット全2色】



スリランカ北西部の女性達が手織りしたコットン100%。
フェアトレード団体SELYNの生地です。
スリランカの眩しい太陽や自然をイメージさせる明るいチェック柄です。

その生地を使って、スリランカの女性やおかあさん達と一緒に
モノ作りという仕事を始めようという、
ミシンを買うところから始めた小さなプロジェクトです。

この8月にスリランカへ2週間出張してきました。
ようやく、一つ目の商品として製作してもらう事ができました。
生地の色によっては、1つしかない商品もございます。

この商品は、オンラインショップ Punchi Lamai にてお買い求めいただけます。
受注製作も承っております。
ご意見、ご質問などお問い合わせはコチラのメールから承ります。


2011-08-15

幸せなしめくくり

走りぬけたスリランカでの2週間が終わる日。
おもいがけず、ハネムーンから帰ったばかりの
新婚ホヤホヤのディラーニ&インディカさんが、空港に行く前に
一緒に、食事をしたいと、誘ってくれたのです。

まだ、ハネムーンから戻ったばかりの新居で、
満面の笑顔で迎えてくれたディラーニさんと抱きあって喜びました。
リラックスした若妻らしいピンクの部屋着です。

あのまま、王女さまになってしまうのではないか・・・と。
2年前には聞けなかった、ディラーニさんのケラケラ笑う声、
先生らしい、いつものメガネ。
インディカさんの包み込むようにディラーニさんを見つめる目。
新しい人生をスタートした二人の自然な姿に、ホッとしました。




とあることから集まった、初対面の日本人旅行者のご夫婦も同席し、
二人がもてなしてくれた、楽しいお食事の時間でした。

こうして、最後の夜、幸せに満ちた二人に
空港まで、送ってもらえたのです。

なんと、幸せな旅だったのだろう。
最後まで、よかったね、よかったねって、言えるなんて。

お世話になったみなさん、本当にありがとうございました。
また、来年、会えることを楽しみにしています。



2011-08-14

euphorium tea salon にて


日本を出発する前にブログを拝見して
ぜひ、お会いしたいと思っていたMidoriさん。
ColomboにあるTea Salonに、ようやく最終日に伺うことができました。

ランチの混雑が落ちつく時間の方が、ゆっくりお話しできますねと、
丁寧なお電話をいただきました。


日本人とスリランカ人のご両親の間に、日本で生まれたMidoriさん。
8年前からスリランカで暮らし、
持って生まれた才能と日本での経験を生かして、
紅茶のお仕事をされています。


Midoriさんおススメのティーソーダ。
微炭酸で、3層に分かれた美しい色合いが、人気のメニューだそうです。
冷たくてとっても美味しかったです。

スリランカでは、アイスティーを飲めるところはほとんどありません。
そう聞くと、不思議に思うかもしれませんが、そうなんです。
飲めないと思うと、無性にアイスティーが飲みたくなるものです。





紅茶のお話だけではなくて、
スリランカのあれこれ事情、スリランカ人とは・・などなどの話題は
知っていることから知らない事まで、興味しんしんです。


(左)Midoriさんのお母様。スリランカ在住十数年です。

私のプロジェクトにも話題がうつり、
ずうずうしく、何か布製品で必要なものがあれば、
少量からでも村のおかあさん達の
お仕事を戴ければありがたいと、お願いしてみましたら、

お店でティーコゼーが人気で、よく売れるので、
「オーダーメイドで、村のお母さん達が作ってくれたら嬉しいわ」と、
言って下さいました。

そんなふうに、応援してくださる気持ちだけでも、とてもありがたくて、
立ち去りがたい時間でした。

帰りに、お母様の庭で採れた旬のランブータンを
袋に一杯お土産にいただいきました。



こんな素敵な笑顔で、お見送りしてもらいました。

ぜひ、Colomboに来られたらMidoriさんのお店で
美味しい紅茶を楽しんで下さい。

3-14/C1, Kynsey Road , Colombo 07

Open : Tuesdays - Saturdays
Closed: Sundays, Mondays & Poya
Hours: 10AM - 6PM
Tel: +94 11 5230523

披露宴パーティー

結婚式の翌々日の10日に行われた、
ディラーニさんとインディカさんの披露宴の様子です。
会場には、昼間は仕事で結婚式に行けなかった、たくさんの方が
夜の披露宴に、お祝いにかけつけていました。
生バンドの音楽が流れ、みなさん幸せムードを楽しんでいました。

ラブラブです
美しすぎますよね・・。
スリランカの披露宴、盛大です。

あいさつにテーブルを回り、皆から祝福をうけています。
私のテーブルにも来てくれました。
ティラカさん、イローミさん夫婦、みんな幸せです。

ディラーニさんのお母様。ずっと各テーブルを回っていました。

結婚式のお食事も、カレーづくしのビュッフェです。



こうして、二人を祝福する仲間とともに、幸せな夜がすぎていきました。
ディラーニさんご夫婦は、結婚式という大イベントを終え、
次の日から、スリランカのヌワラエリアという、紅茶で有名なところへ
2泊3日のハネムーンに旅立ちました。

スリランカで遊んだ事のない私を知っている、ディラーニさんが、
「ヌワラエリアに一緒に行きましょう」と誘ってくれたのですが、
まさか・・ねえ。

日本語でも冗談が上手な、明るいディラーニさんに、
もう、過去の陰りはありません。

未来へと生きる、輝く笑顔があるだけです。

親友のイローミさん

大好きなイローミさんと、今回の滞在では3回会うことができました。
ホテルから家まで、バスと歩きで1時間です。
3回行ったので、道も覚えました。

ディラーニさんを最初に紹介してくれたのは、イローミさんです。
10年前、あの頃は、彼女たちはまだ大学生でした。
今も、こうして会えることが私の宝ものです。

結婚と出産のお祝いをわたしていたからか、
お返しにと気づかって、このワンピースをくれました。
とても綺麗な青です。



10年前は、細かったイローミさんも
すっかり母の貫禄です。
まだ生後半年の、Sachita(幸多)の育児に奮闘中です。


チャーハンと、お味噌汁をつくってくれました。
スリランカには鰹節のようなものがあり、出汁もとれます。



「ごちそさま」と言うと、
にっこり冗談ぽく、
「おそまつさま。」と返ってきました。
日本語の語彙がとにかく多いイローミさんです。




Sachita サチタ君です。
漢字では、幸せが多い、「幸多」と書きます。

大きな目がイローミさんゆずりです。

2011-08-13

商品の受け取り

帰国を目の前に、アヌラーダさんにお願いしていた
商品を受け取る日がきました。


お世話になったティラカさんへのお礼と、アヌラーダさん達をどこか食事へと、
イタリアンのお店に誘いました。

商品は、一つづつアイロンが丁寧にかけられ、1種類づつ袋にいれて
私に手渡されました。
とてもきれいに仕上がっています。

縫製の料金も、私に決めてくれと言って、自分からは言えないといいます。
でも、最後は二人が相談した値段より、高めにお支払いしました。

今回はたった58点。もっと商品数が多ければ・・・と思います。



スリランカの人は、めったにカレー以外の食事をするチャンスがないので、
パスタは口に合うかな?と心配でしたが、
珍しいものを食べたいとのことでした。

いろんなパスタを少しづつ取り分けて食べました。
カルボナーラがおいしかったそうです。



このときも、ティラカさんはご両親にちょっと遅くなるけど、自分がしっかり
することなど、連絡していました。
アヌラーダも28歳、アエーシャも30歳。
心配しすぎ?と思われますが、これがスリランカでは普通です。

おかあさん達とミーティング

前回の初顔合わせから、6日が過ぎました。
おかあさん達の腕前はいかがなものかと、宿題のバッグを
見せて頂く予定です。

幼稚園に集合して、さっそく自分達がつくったものを、
恥ずかしそうに見せてくれる
かわいいお母さんたちです。







教室のなかで、一つ一つ見せてもらい、


品質への理解を深めるために、ティラカさんが厳しくダメだししています。


最初は、各家庭での作業が都合がいいと言っていた皆さんですが、
品質を高めたり、統一したりするには、
やはり、センターに集まって皆で仕事をしなければできないことを、
話していくうちに、だんだんとわかってくれました。

村の人に服を頼まれて作っても、お金を支払ってもらえないことが
多いのです、と、困った顔で話しています。

来月には、小さなお仕事をしてもらえるように考えています。


来年まで会えないけれど、スタートのメンバーが、
このお母さんたちだったことに、感謝しています。

それぞれ、自転車や徒歩で、帰って行きました。

そうそう、生産者グループの名前を、皆さんに考えてもらうように
お願いしました。
日本人が考えると、なんだかおかしなネーミングになりそうですから。
どんなグループ名になるか、楽しみです。

2011-08-12

Selynクルネーガラ


お母さんたちが暮らすクルネーガラ県、デナガムワ村までは
コロンボから車で2時間半。
同じく、Selynのクルネーガラ機織り工場とショールームは
さらにそこから20分のところにあります。

朝、アヌラーダさんの両親とお会いした、その足で、クルネーガラへ
車を走らせました。

Selynクルネーガラ店に行きました。


2年前は改装中だったショップも広くなっています。



商品の撮影をし、マネージャーさんからお話しを伺いました。



ショールームの後ろでは、おばあちゃん達が真剣に織っています。



機にかかった縦糸の、完成していない美しさが好きです。


ため息がでます。



さて、お母さんたちとは2時の約束です。
日本人は時間の約束を守ると思ってもらっていますから、
遅れるわけにはいきません。

アヌラーダさんの家へ

スリランカでは、独身の娘がどんな人と交流をもっているのか、
両親はとても心配します。

アヌラーダさんのご両親にご挨拶しておきたいと、
ティラカさんと出勤前の朝7時半に自宅に伺いました。


スリランカで飲まれているのはキリテーとよばれる、ミルクティー。
お母さんがさっそく作ってくれました。
お父さんは、病気で仕事ができません。
日本の津波は大丈夫かと、心配してくれました。




アヌラーダさんの部屋には先日プロジェクトで買ったミシンが。
使いやすいと嬉しそう。
友達のアエーシャとお願いした商品を着々と製作してくれいます。



出勤前のアヌラーダですから、慌しく商品の打ち合わせなどをして、
急いで大通りまで車で送り、彼女はバスに乗って仕事に向かいました。

コロンボを走るバス、一度乗ってみてください。
恐ろしくスリリングです。
日本では考えられない暴走運転です。

通勤だけでクタクタだとアヌラーダさんは苦笑いしています。